はじめてのおつかい（横浜市青葉区）

３年前に「はじめてのおつかい」を経験したお兄ちゃんが、今度は妹を連れてお使いにゆく。

家の中では元気にはしゃいでいた二人が、一歩家を出たとたんにこわばった表情で黙々と歩く。

撮影しながらハラハラするが、アドバイスや手助けは一切しない。ママに言われた「果物」を買うのを忘れたが、三軒のお店を回って無事帰宅。

兄よりも妹のほうが物怖じしなかったのは、お兄ちゃんがいるという安心感からかもしれないが、こういうことには男の子より女の子のほうが度胸があるように思う。

買ってきたものをテーブルに並べて、ママから二人にねぎらいの言葉。ほっとした表情で買ってきたお団子を食べる二人にとっては大冒険だったことだろう。

「はじめてのおつかい」もよいけど、今年の夏休み期間に「はじめての一人旅」を撮ってみようかと思っている。長時間拘束になって料金設定が難しいから「とある日」みたいに今までのお客さんから希望者を募るか……。となると、もはや仕事ではなくなってしまうな。ミチコさんから怒られるけどまあいいや。